Accuphaseのプリメインアンプ

アンプ

AccuphaseのCDプレーヤーDP-430を導入してからの半年間、DENON PMA-1500REでDALI OPTICON6を鳴らしていた。最上流機のグレードアップによる変化は思いのほか大きく、以前に「CDなんてデジタルなんだからプレーヤー変えたってたいして変化ないでしょ?」と考えていた自分がいかに無知だったかを思い知らされた。

だがそうなるとアンプも買い換えたくなる。選択肢としては同じAccuphaseのE-270、E-370、LUXMAN L-550AXⅡ、L-507uXⅡあたりになる。さっそくなじみのオーディオ店に行ったが、残念ながらL-507uXⅡが無かったためE-370とL-550AXⅡをメインにじっくり聴かせてもらった。

AccuphaseかLUXMANか

いつもも店員さんがDP-430とRUBICON2を繋いでもらいロック、ジャズボーカル、クラシックをそれぞれ交互に比べてみる。当然ではあるがアンプによってがらりと雰囲気が違う。L-550AXⅡはA級アンプということもあり柔らかく、かどのとれた心地の良い音。対してE-370はS/Nが良くメリハリのきいたくっきりとした音。

あいまいな表現をすればE-370は「きれいな音」、L-550AXⅡは「やさしい音」といったところか。好みのわかれるところだが自分はAccuphaseの音が好きなようである。DP-430を購入してユーザー登録しているので「貸出機を出せますよ。」と言われさっそく手配してもらう。

貸出機を家で聴いたらおしまい

店で聴くのと自宅で聴くのは「わかりやすさ」が全く違う。自分のシステムに入れるのでアンプでの音質変化が明確にわかるのだ。それに店での視聴となると限られた時間で音を聞き取ろうと真剣になりすぎる。その点、自宅視聴だと普段通りに音楽を聴くことができる。

一番違いがわかったのがアンプをPMA-1500REに戻したときだ。今まで満足していたはずなのに、貧相にきこえる(失礼! まあ、値段が3倍以上違うので・・・)。もう戻れない。ボーナスが近かったこともあり買うことに決めた。

Accuphaseの統一されたデザイン斬新さはないが安心感がある。ラックに空きがないのでボードに乗せている。
斬新さはないが安心感がある。フローリングにボードを置いてそこに乗せている。

Accuphaseのアンプは詳細は省くがAAVAという独自のボリュームコントロールのおかげで、ボリュームの位置による音質変化がなく小音量でも音痩せせずに聴ける。仕事で遅くなったときなどは深夜でもジャズボーカルなどは物足りなく感じることはない。さすがにロックだともっと音量を上げたくなるが・・・。

導入して正解だった。このクラスのアンプだと現在使っている805d3も鳴らし切るとはいかないまでも聴いてて不満を感じることはない。この間遊びに来た友人も「十分でしょ!」と言っていた。ただまあ、やっぱりいずれはセパレートにしたい。当分先の話になるが。

まわりを暗くするといい雰囲気